きもの文化の普及を目的に安心なきもの着付け教室を運営する当協会は、昭和52年に設立、平成26年には文部科学省から内閣府移行認可された公益法人です。

“きものを守る”“産地を守る”“きもの文化を守る”
「きもの文化力」発信運動

趣旨

 2020年2月よりコロナウイルス等の感染拡大に関する報道が連日続き、学校休校、数多くのイベントが中止・延期等に追い込まれ経済再生が急務の過去に例を見ない世界的な緊急事態となりました。そして東京オリンピックパラリンピックは延期という事態を迎え、日本人一人一人の心に暗い影を落とすこととなりました。
飲食業、観光業をはじめ、多くの業種で厳しい状況が報道されておりますが、日本文化である「きものの業界」はさらに厳しい状況が続いております。
「きものを作る生産者」「販売する小売業」「きものを着て楽しむ消費者」等、川上から川下までに至る業種は倒産や合併、縮小などとなっております。

 「和の国」「おもてなしの国」「文化芸術の国」等々、日本の根幹は「和」で形成され、いつの時代も「和」を中心に栄えて参りました。
国際社会が益々成熟化し諸外国との取り巻く環境は近づき、近い将来ダイバーな概念が一般化され、それに伴い日本人は日本人としてのアイデンティティ―をいかに高め、「自国文化にどれだけ精通し表現し世界に発信できるか」が重要であると言われております。「日本再生」を語るうえで「文化」が見直される時代が来ています。
そのような時に「きものに関する正しい知識と古来より脈々と受け継がれてきたきもの文化」を「知る」「学ぶ」「伝える」ことが当協会の使命と鑑み当協会では
『きものを守る』『産地を守る』『日本文化を守る』運動に取り組みます。
今だからこそ「もう一度日本を、日本人を見つめ直すきっかけととらえ、きものおよび和文化応援」の取り組みを協力団体と共に取り組んで参ります。
皆さまのご賛同、ささやかな応援をよろしくお願い申し上げます。

【緊急大募集】きもの講師採用講座 副収入、副業時代に!

 新型コロナウイルス感染拡大につき、着付け業界は大変厳しい状況下にあります。倒産や事業撤退等で着付け講師を離れざるを得ない方が増大しております。また一方で地域重視、コミュニティの必要性は超高齢化社会と相対し可及的に進行しスクール自体、ターミナルまでの公共交通機関を利用して学ぶことも減少していくことも鑑み、今後は地域に「頼れる着付けの先生」の存在が重要視されていきます。

 当協会では既に着付けの技術(資格)をお持ちで指導経験がある全国にいる元着付け講師を対象にwithコロナ時代に副業・副収入を得ることができる新講座「きもの講師採用講座」無料説明会を全国で開催いたします。
 まずは無料説明会への参加(オンラインでも開催)をご検討いただければ幸いでございます。
 あなた様がご自分の将来を思考され、お持ちの技術を生かし今後多方面に渡りご活躍いただけますよう講師一同サポートして参ります。
この機会に自分にしかできない仕事・人生100年(一生の仕事)を身に付けてみてはいかがでしょうか。

  • きものの祭典
  • 【愛知】有松絞り|竹田嘉兵衛商店

    【愛知】有松絞り|竹田嘉兵衛商店

  • 【東京】江戸小紋

    【東京】江戸小紋

  • 【京都】西陣織|梅垣繊維】

    【京都】西陣織|梅垣繊維

  • 【山形】やまがた紬|とみひろ

    【山形】やまがた紬|とみひろ

  • 【新潟】十日町明石ちぢみ|きもの絵巻館

    【新潟】十日町明石ちぢみ|きもの絵巻館

●日時:令和3年3月28日(日) 好評につき、次回は令和3年12月7日(火)に開催いたします。
   ※政府の緊急事態宣言及び情勢を踏まえ上記日程に延期いたします。
●会場:ホテル椿山荘東京
●主催:日経レディ東京
●協力:一般財団法人民族衣裳文化普及協会/ホテル椿山荘東京
●内容①全国から厳選した「染と織の産地」より人気の「産地」を一堂に介しての展示即売会
愛知有松絞り(竹田嘉兵衛商店) http://www.takeda-kahei.co.jp/
江戸小紋
京都西陣織(梅垣織物) http://www.umegakiorimono.co.jp/
山形紅花染(とみひろ) https://www.tomihiro.co.jp/tomihiro/yamagata.html
十日町明石縮(吉澤織物)https://yoshizawa-orimono.jp/yoichi/
十日町絣 https://yoshizawa-orimono.jp/seisan/

イベントチラシ

  • チラシ

PDFでもご確認いただけます

レディ東京
https://lady-tokyo.com/

  • 椿山荘東京イメージ

    ホテル椿山荘の雲海

  • 椿山荘東京イメージ

    ホテル椿山荘の秋

京都西陣織 応援します

www.kimono.or.jpより抜粋

京都西陣織(京都府京都市上京区)

特徴

応仁の乱(1467~1477)のときに西軍の陣所があった辺りから生産される織物なので、西陣織の名称がある。
多種多様の織物があり、織り方の種類は百五十種類を超えるというが、大別すると紋織と綴織に分けられる。
帯地については日本三大産地のひとつに数えられる。

用途

帯地、着尺地、金襴、緞帳、ネクタイ地、ビロード、ショール、服地などの広幅物、インテリア用織物、美術織物など。

変遷

西陣織の歴史は五百年程度だが、この地方の絹織物の歴史は古く、波乱万丈である。
五、六世紀の頃、朝鮮から千人ほどの人々をつれて日本に渡来した秦氏が養蚕を行い、絹物を織り始めたのが、この地域の織物の起源である。延暦13(794)年、都が平安京に移され宮廷御用の織部司が京都に置かれると、天皇家、貴族、官僚たちの衣服を織る機業地として栄えた。この頃、羅、紗、綾、錦、穀などのすぐれた織物が生産された。
室町時代には、応仁の乱のために京都は戦場となった。この間、職工たちは奈良、堺へと逃れていたが、戦乱が収まると京都へ戻って西陣付近に職工集団をつくって機織りを再開した。その後、足利将軍の保護などもあり西陣機業は発展し、西陣織の基礎となった。
安土桃山時代(1568~1600)には豊臣秀吉の保護や中国との交易により金襴、緞子、繻子などの織技法を習得、多くの織物がさかんに生産された。
江戸時代の享保15(1730)年と天明8(1788)年の大火により、機業は一時全滅した。しかしその後復活し、新技術の開発、品質の向上に努め、また豊かになった町人層に支えられて高級織物の産地として大きく発展した。
明治時代にフランスからジャガード織機が導入されてからはますます発展し、わが国を代表する絹織物生産地となって現在に至っている。

西陣織イメージ
西陣織イメージ
西陣織イメージ

当協会では「西陣織」を2020年テーマに掲げ「応援購入」という形でサポートしていきます。
西陣織会館で文化庁主催「第26回国民文化祭きょうと2011」を開催し2021年で10年。
国民文化祭では西陣織の皆さまに大変お世話になりました。
今年は「西陣織」を学ぶ・着る(締める)・楽しむをテーマに取り組んでいきます。

  • 西陣織イメージ
  • 西陣織イメージ

西陣織をお召しの着物や帯を投稿してください
インスタグラムやYouTube等でご紹介いたします

きものライフ応援します
「人生の節目には『きもの』着ませんか」

2021年ご成人の日をお迎えの皆様、ご家族様、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
新型コロナ感染拡大につき、新しい形での人生の節目をお迎えになることと思います。

今年は多くの年中行事、イベントが中止や延期が続き「きものをお召しいただく日」が失われております。
日本は古来より伝統文化に支えられ、変わることなく大切に継承され、また日々の暮らしと密接に繋がってきた行事が「年中行事」です。

古来より日本人は「晴れの日」と称し、節目の特別な日には晴れ着を着て楽しみました。
成人式や七五三、入園・入学等・・・
当協会では「晴れの日」には『きものを着よう』推奨しております。
タンスに眠る成人式で作られた振袖や、代々受け継がれている「礼装用きもの」訪問着・付下げ、留袖
普段着できものを楽しむ・・・

きものライフ応援します

  • きものライフ応援イメージ
  • きものライフ応援イメージ

着付け希望の方「着付け」いたします

一式ご持参ください
全14直営教室、および全国認定200教室にて開催 ¥3,300(税込)~
詳しくはお問い合わせください

人に着せる技術や資格取得希望の方

外国人、在日外国人向けイベント主催者様
詳しくはお問い合わせください

「日本博参画プロジェクト」に認証されました

当協会、三重県、明和町 3団体で組織する「王朝文化体感プログラム協議会」が実施する「王朝文化体感プログラム」が独立行政法人日本芸術文化振興会が行っている「日本博参画プロジェクト」認証されました(認証番号:359)

日本博とは

東京オリンピックパラリンピック大会の機運醸成や訪日外国人観光客の拡大等を見据えつつ、日本の美を体現する我が国の文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を発信するため、日本全国を舞台に展開します。

https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/

王朝文化体感プログラムとは

三重県明和町は斎宮跡を活用し、史跡整備・博物館建設・斎宮まつりなど斎宮や平安文化を核とした文化観光戦略を推進している。
その明和町を舞台に「王朝文化体感プログラム」を実施する。
十二単は王朝文化の象徴・代表するものであるが、現代の十二単は平安時代そのままではなく近世になって再興されたものであり十二単という呼称も後世の俗称である。
往時の女性装束は現代の十二単より長大で20枚以上重ねた豪華なモノもあったと考えられるが、現物が残っておらず再現された事例もないであろう。
平安時代においては装束は単なるファッションではなく身分を示すものであり、また建築空間と密接な関係性があり行事や宴において女性・装束は空間演出を果たす役割を担っていたと考えられる。
今回の事業では資料を基に平安時代~中世の女房装束を復元、打出など空間演出を再現・展示し、誘客を推進する。
来場者に雅な王朝文化を体感してもらい、明和町や王朝文化、日本の歴史・文化の魅力を伝える機会を創出いたします。

文化庁Living History
https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/livinghistory/
文化庁Living History

きものdeおもてなし文化事業 協力・連携
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